社長さんとしたいシステム開発の話し(その6)

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まず、「システムはどう動くのか判りづらい」から見て行きます。

他の業界では、イメージ図やモックアップ、模型などで出来上がりのイメージをお客さんに提示できます。
設計図でもあるていどの大きさや形は伝わります。

最近では、コンピュータを使用して立体的なイメージを提示する業界も増えてきました。

もちろん、ソフトウェア業界でもお客さんのもっているイメージをできるだけ具体的に提示して、出来上がりとのギャップを埋める努力をしています。

コンピュータでシステムを使う際にモニタの表示される、「画面」(フォーム)のイメージ図や印刷される帳票(レポート)のイメージを作成して設計図を進めます。

また、私が紙芝居と呼ぶ画面の動きを業務の流れに沿わせて操作できる、見た目だけ動いてみえるプログラムを造る場合もあります。

その他にも、使用する人の意見を随時反映しながら開発するプロトタイピングと呼ばれる開発手法を取る場合もあります。

さまざまな努力があるにもかかわらす、やっぱり想像しづらい。

それは、「未知ゆえに、未知の
世界を想像するのが難しい。」と言う一言につきると思いいます。

「それを言っちゃぁ、お仕舞いよ。」などと思いつつ、次回につづきます。

 

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