システム開発の設計工程は、現場を巻き込む形で進みます。
少し乱暴な解釈ですが、システムと言うものは、プログラムの集合体と言えます。
プログラムと言うとややこしいものを想像しがちですが、日本語で言えば進行表でしょう。
そう、システムに組込まれるのは日々の業務の進行表なんです。
ですから、現場の状況に対応できるよう進行表を用意する必要があるんです。
その進行表を設計するのは、(ほとんどの場合)その業務に精通したシステム・エンジニアです。
しかし、同じような業務に見えても組織によって少しづつ違いがあります。
本人が意識していなくても、自分たちなりに工夫したルールが出来上がっています。
使っている言葉も、独自に略されていたり、現場オリジナルだったりします。
そうゆう訳で、担当者は業務を整理して資料を作成してシステム・エンジニアに説明していただく必要があります。
また、システム・エンジアが正しく設計へ落とし込めているか確認していただくことになります。
この期間、担当者は普段の仕事と掛け持ちになることが多く、精神的にも肉体的にも、かなりの負担になると思います。
しかし、ここが疎かになると、システムが使えないものになります。また、プログラムの製造が遅れることにつながります。
ですから、設計作業はシステムは、業務に精通した担当者を抜擢していただき、業務量の調整をお願いしたいところです。
そして、できれば若手よりベテランの方が望ましいです。
つづきは、次回に。