三つ目の「ちゃんと動いているか判りづらい。」です。
製造が始まり、ある程度すると出来上がったプログラムを目にすることになります。
しかし、複雑な機械と同様、外からは中の様子が解りません。このプログラムたちが正しく動作するか確認する必要があります。
ほとんどの場合が、単体テスト、結合テストなど設計仕様に基づいて動作確認されています。
しかし、実際の業務に適合するかは使用する本人でないと判断できないのです。
やってみると「普段仕事の中で判断しているが、なんと複雑なことか!」と、実感すると思います。
全部確認するのは、かなりの作業量になると思います。大変なのでしっかり動作確認をする社員の業務量を調整してあげてください。
確実に動きのおかしいところが出てきますので、不具合はしっかり修正してもらいましょう。
また、実際にさわると使いづらいとか、こっちのやり方の方がよかったと言うことが発生します。
そして、「仕様漏れ」が確実に起こります。
「言うの忘れてた。」とか、「実は・・・」みたいな告白が結構あります。
軽微なものであれば、さっと対応できることもあります。
しかし、帳票に数字をひとつ追加する程度と思ってたいたことが、数字の発生元から修正することになったりと根が深かったりもします。
この辺りの調整は期間や予算と合わせて相談になります。