OPatchはOracle社が提供するOracleのパッチを適用するためのアプリケーションです。
OPatchを実行する際、以下の条件を満たしている必要があります。
- 環境変数のORACLE_HOMEが設定されていること。
- OPatchが必要とするバージョンのJDKがインストールされていること。
パッチを適用する際は以下のコマンドをコマンドプロンプト(Windowsの場合)で実行します。
DOS> opatch apply
コマンドは、カレントフォルダをパッチのファイルを展開したフォルダへ移動してから実行してください。
異なるフォルダで実行するとエラーになります。
OPatch failed with error code 73
この際表示されるエラーコード73がパッチ競合が発生した際のエラーなのでびっくりします。
まずは焦らず実行したフォルダを確認しましょう。
パッチ競合とは、パッチ対象のモジュールに対してたのパッチがすでに適用されている場合に発生します。
本当にパッチ競合が発生した場合、マニュアルのパッチの競合についてを参照して対応してください。
ちなみにマニュアルは、Oracle Technology Networkから使用しているデータベースに対応したものを入手してください。