藤村 靖之さんの著書です。
この夏、原発が再稼働しましたが、別段それに影響された訳ではないです。
藤村氏の著書の「月3万円ビジネス」を以前読んでから、ビジネスの方法論などのとても興味があります。
「月3万円ビジネス」とは、一日あたりの収入として三万円程度のビジネスを複数持って現金収入を獲得しつつ、農業などで直接食事などを賄い、時間に追われず自分の人生を大事にしましょうと言うような内容でした。
まあ、月に三万円のビジネスを10個用意すれば、月収30万。10個用意するのが難しければ、3日で9万円の仕事を10日分。といった感じで良いと。
逆に三か月に一回しか受注しなくても、それが一回30万円で10日の仕事を3個といった感じでしょうか。
市場のニーズが少なくて、企業として取り組めないことがらや、ビジネスとして大規模に展開しづらいことがらなどが仕事の種になる
ビジネスとして「自分や周りの人が幸せになれることや」「環境にやさしいこと」など、生業として自分が正しいと考えられる方向に進めていく。
生き残りをかけた戦いというより、共生するたの役割分担のような考えかたです。
そんなことできるのかなと思うのが普通ですが、今回読んだ著書のタイトルにもある「マインドセット」がキーワードになるかと考えます。
「マインドセット」とは、二つの意味があるよですが、どちらかと言えば先入観のようなものとして扱っています。
「マインドセット」とは、経験や教育、その時代の空気、生まれ持った性質などから形成されるものの見方や考え方を指す言葉です。信念や心構え、価値観、判断基準、あるいは暗黙の了解や無意識の思い込み、陥りやすい思考回路といったものもこれに含まれます。
コトバンクより引用
よくよく考えると浅い知識や思い込みで「できない」理由や条件をつけて自分を縛り付けることが多いです。
縛り付ける条件をよくよく見直すと、世間体であったり、下らない甘えであったりするので、このラインを越えたり、破ったりする気持ちが、より良い人生や仕事に重要になってくるのがよくわかります。
ただ、やはりここを突破するのが難しいのですが。
ちなみに藤村氏のプロフィールをwikipediaから引用すると、
藤村 靖之(ふじむら やすゆき、昭和19年(1944年)- )は、日本の発明家。福岡県立修猷館高等学校卒業、大阪大学大学院基礎工学科修了の工学博士。日本大学工学部客員教授。NPO法人那須希望の砦理事長。専門は非電化による環境技術の開発。
大学院修了後、小松製作所で研究者として勤務するが、1984年に息子がアレルギー喘息にかかったのをきっかけに会社「カンキョー」を興し、空気清浄器「クリアベール」を発明した。非電化工房、発明工房、発明起業塾、地方で仕事を創る塾などを主宰し、科学技術庁長官賞、発明功労賞などを受賞。
「さあ、発明家の出番です!」は発明や特許についての、著書ですが、残念ながら自分が新しいビジネスモデルを開拓したりする向きの人間では無いと感じました。どちらかと言うとそこに「あるもの」を上手く使えるようにするのが性にあっているようです。
このあたり、考えて従来の人足貸しから脱するために、自分なりの生業をビジネス化して行きたいと考えます。
ニッチすぎる生業がゆえに、幾つか仕掛けを作らないとイカンのが難しいところなので、ゆっくり数を増やすようにしていかねば。