AndroidのアプリケーションをSDカードへインストールする

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今回からAndroid関連のネタも載せていくことにしました。

まず初回はアプリケーションをSDカードへインストールできるようにするための設定から。

「なんでやねん」の突っ込みも入りそうですね。
しかし、私が使用しているHTC Desireはユーザがアプリケーションをインストールして使えるメモリが少ないです。

このためアプリケーションを選択する際の重用な判断基準になっているからです。
ただし、この設定が行えるのはAndroid 2.2以上の端末を対象にすることになるので注意が必要です。

もともとアプリケーションのサイズが小さい場合は、この辺りを気にする必要はないかも知れません。

まずは、アプリケーションで使用するAndroid SDKのバージョンを2.2へ変更しましょう。

(元々バージョン1.6で作成していたアプリでした。)
変更せずに記述を追記するとエラーになります。
SDKのバージョンは、Eclipseの[プロジェクト]-[プロパティ]を開き、[Android]を開き[Android2.2]を選択します。
ついでにテスト用のエミュレータも用意しましょう。下位のバージョンのエミュレータでは動作しなくなります。

さて本題のSDカードへアプリケーションをインストールできるようにするための設定です。

AndroidManifest.xmlにinstallLocationを追記しましょう。

<manifest xmlns:android=“http://schemas.android.com/apk/res/android”
 package=“xxxxxxxxxxxx”
 android:versionCode=“1”
 android:installLocation=“preferExternal”
 android:versionName=“1.0”>
ちなみに設定できるパラメタには以下の3パターンがあります。
  • internalOnly  デバイスのメモリにインストールします。外部メモリへのインストールはできません。
  • auto デバイスのメモリにインストールします。内部メモリの容量が不足していた場合、外部メモリにインストールします。ユーザの任意に内部メモリと外部メモリに移動することが可能です。
  • preferExternal 外部メモリが使用できる場合、優先して外部メモリにアプリケーションをインストールします。
アプリケーションによってはメモリにインストールしないと動作に制限があるものあります。自分の開発したアプリケーションにあった値を選択してください。
 

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