四つ目です。「どれだけ効果がでるのか判りづらい。」です。
やっと「造っているものが目に見えません。」の最終章です。
システムを導入しようとする会社や組織はただ漠然と開発をしない思います。
費用が発生するからには、なんらかの判断があって予算が組まれたはずです。
この判断のなかに期待されるシステムの導入効果があるはずです。
システムを開発する最初のフェーズに期待する効果の評価方法を決めておきましょう。
具体的にひとりの作業時間の差異を測るのも良いでしょうし。お客からのクレームの件数でも良いです。
生産管理であれば、見積もりと実際の原価の解離をものさしにするのも良いと思います。